#絞り浴衣 #衣替え
お着物も衣替えの季節。6月から単衣着物となりますが…。今年は度重なる緊急事態宣言などで、着物着用の機会もだいぶ少なくなってしまったお客様が多いようです。
そろそろ梅雨時期に入ってしまいますが、着用しなかったお着物も一度箪笥から出してハンガーに掛けたり、多当紙を開いたりして空気の入れ替えをしておくだけでも防カビ効果がございますので、お客様自身でできる簡単な着物のケアーもお忘れなく。
さてさて、今回は季節先取り、絞り浴衣お仕立て前のちょとした作業のご紹介です。
店頭で販売されている絞りの浴衣は、くるくるっと小さく縮んでいる状態なのですが、まずはその絞り浴衣を水洗いしながら生地幅を少しづつ広げていきます。
染まりきらなかったうわ色を洗い流し、必要であれば色止めをして自然乾燥。完全に乾いてから湯のし機の蒸気のみでお客様の寸法巾に整えていきます。
縮んだ状態ではわかりにくかった柄の様子や色合いが、生地幅を出すことにより仕立て上げた時の状態をさらにイメージしやすくなります。
今回お預かりの商品すっごい綺麗!!
まだまだ感染拡大に注意しなければならない昨今。今年の夏はどうなるのかなぁと思うところですが…。浴衣で花火や、夏祭り、日本の夏の風物詩を何の心配もなく楽しめる日がまちどうしいですね。
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